畳縁

     
 畳縁は化学繊維、綿、麻、絹などの素材でできています。無地のものと柄を織り込んだものの二タイプあり、畳縁によって部屋の雰囲気がガラッと変わります。最近の洋風化したインテリアにマッチするようにパステルカラーなどさまざまな色やデザインがあり、好みや用途によって選べます。

 畳縁の種類は錦織デザインの繧繝(うんげん)縁、大小の地紋を織り込んだ高麗縁、綿糸に光沢加工した綿縁や化学繊維の光輝縁、麻素材で茶室に使われる高宮縁、化繊糸で柄を織り上げた紋縁や金糸を使ったもの、刺繍したものなどいろいろな種類があります。現在、最も広く使われているのが紋縁です。
 昔は、身分によって畳縁の使用規定がありました。現在では神社仏閣などで、この名残りを見られます。

 時代のニーズに対応して、抗菌や防虫機能を備えたものもあります。

繧 繝 縁 高 麗 縁 光 輝 縁

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